おかず書評②【あなたはあなたが使っている言葉で出来ている】

【はじめに】
私が本書を手に取った(購入した)のは、仕事や私生活で言葉の大切さを叩き込まれる経験があり、
言葉の持つ力やその重要性を薄々以上に感じていたことがきっかけです。
これまで僕は、経営層やステークホルダーに提案する際「〇〇だと思います」「〇〇するつもりです」
こんな具合に、断言しない、弱い言葉でお茶を濁して防衛線を張っておく。そんなずるい発言に囚われていました。
当時のボスに、『無意識の逃げ』を見透かされ、徹底的に指摘されたことで、自分自身の言葉を見直すきっかけになりました。
そんな経験があった為、改めて言葉の使い方を学びなおそうと本書を手に取りました。
【こんな悩みや課題に効果的】
・なぜ自分ばかりいつもこんな目に遭うの?とよく思う
・人と比べて自分が劣っているという感覚が強い
・期待通りに物事がうまく運ばず、いつも打ちひしがれる
こんな感覚に心当たりがあって、何とかしたいと思ってる方にピッタリ!
【僕がこの本の帯キャッチを書くなら!!】
1日何万回も自分の声を聴くけれど、意識的に心の声と対話してますか?
人間の思考の95%は無意識に支配されている。
流れ込んでくる心の声に惑わされず、自分と対話することで本当の持てる能力を開花させよう!
【あらすじ、本の構成】
脳は一日に5万回思考すると言われます。
誰よりも多くの会話を、人は自分自身としているんですね。
習慣化の文脈でも、毎日繰り返される目の前の環境に思考が支配されると言われています。
この習慣をコントロールできるかどうか、無意識の思考を意識的に扱うかどうかで人生の
とらえ方が大きく変わるという内容です。
1.最初に心に刻むこと
2~8.心を奮い立たせるアサーティブな言葉、考え方
9.これからどうする?
このような章立て。
細かく書くと、内容を先読みしてしまうので書きませんが、読んでみるとあなたが思って
いるよりもずっと深い考え方であることがわかると思います。
アサーティブとは、主張型という意味です。
一方、外的要因に左右され、その文脈を踏襲した会話はナラティブと言います。
セルフトークにおいて、「自分はこうするんだ」という主張的な言葉を使い、いい意味で
自分を洗脳することで、行動までも変わってくると説いています。
自己啓発の決定版というべき内容なので、そもそもこの類を嘲笑するタイプの人は読む
価値がないかもしれませんね。
ただ、私もどちらかというと精神論だけで何とか乗り切る的な思想に乗らないタイプでし
たが、この本はシーンによって自分の考え方を見直すきっかけになるので実際何度も聴き
返してます。
一部を抜粋して紹介すると
〇ネガティブワードを力に変える
ネガティブな言葉や気持ちを持たないことは出来ない。
そうなった時に、「こんな現実は嫌だ!」とそのエネルギーを現実を変えるエネルギーに変換出来る。
〇全ては自分のおもいどおりになっている
不本意な結果を目の前に、何かのせいでそうなった、自分には無理、と思ってしまう。
だが、実はそれが自分の思ったとおり。
○○したいと思っていたけど結局やらなかった→本当はやりたいと思ってない。
〇人生を変えるただ一つの方法は、行動することだけ
行動が幸福に繋がるかはわからないが、行動せずに幸福は手に入らない。
思考しているだけでは、現実は1ミリも変わらない。失敗しようが、行動だけが現実を変える。
一見すると、「なんだと?」と反感を覚えるようなフレーズや表現もありますが、自身の考えや行動から
よくよく思い返してみると、たくさんの気づきを得られると思います。
「転機や出発点と思った時に、何度でも立ち返って心構えの復習ができる」本です!
【一番刺さったのはココ!】
人の行動や将来に期待しない
状況が人生をおかしくするのではなく、隠れた期待から生まれる感情に左右される
期待するから失望する。
期待と現実のギャップによって、人の感情は大きく揺れるもの。
「こうすればこうなるはず」というのはその人の勝手な予測です。
自分の事でさえ正確に予測できないのに、2人以上の事象が読めるわけがない。
人生は予測がつかないという事実を受け入れて、目の前の状況から逃げずに向き合い、すべてを受け入れること
で、余計な期待感を持たなくなり、ギャップも生まれなくなる。
【まとめ】
こういった自己啓発系の本は、いくら読んでも全く変わらない人、一冊でもすぐ変わる人がハッキリ別れます。
理由は、自分と真剣に向き合ってるかどうか。
僕は39歳の頃、経営層育成の研修に参加させてもらったことが有ります。そこで目の当たりにしたのがまさにこれ。
研修の最終プレゼンでも発表したのは「本を読む事より、経営層にプレゼンする事より、何よりも自分と向き合い
続ける事が辛かった」ということです。
本書を読んだだけでは何も変わりません。
意志の弱い、変わりたいけどしんどいだろうなと思ってる自分と、どれだけ真っ正面から向き合えるか。
本質はここだと思います。
心の底から「このままじゃダメだ、変わるんだ」と思えるかどうかです。
現実を変えたいと自分を突き動かすものを定めるところから、全ては始まります。
是非、なんとなく流し読むのではなく、自身の現状としっかり照らし合わせて読んでみて下さい。
きっと、何かしら得るものがあると思いますよ!
【あとがき】
書評2作目の今回。
またもオーディオブックだったんですが、マインド系の本は図表とかもなくて聴読向きですね。
通勤時間をメインに聴いてるので、ウィークデーで聴き終わって土日で纏めるのにちょうど善き。
今までは好きな音楽を聴きながらTwitterでおはツイ巡りしてたりニュース記事を読んだり。
ブログを始めてからは、時間の使い方もオーディオブックの「聴き方」も変わりました。
アウトプットを前提にした時、インプットに対する心構えがガラッと変わりますね
ブログを始めた目的は、こういった活動を自身の成長に繋げること。
記事を書くたびに、表現方法など様々な気づきがあるので面白いですね!
次回は紙の本から記事にする予定なので、楽しみです。それではまた!!
【著者について】
著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ
経歴:自己啓発の権威。何千人ものビジネスマンやアスリートにコーチング。
著書:「思い込みを捨てて本当の人生を取り戻そう」
「どうしようもない不安を乗り越えるとんでもなく賢い人生の送り方」
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