おかず書評⑥【「すぐやる人」と「やれない人」の習慣】

読書・書評

はじめに

ビジネスでもプライベートでも、喋ってる最中に分からないことを調べはじめたり、
電話をかけてその場で確認するタイプの人がいます。

一方で、今は聞くことに集中して終わったら調べてみる、確認するというタイプも。

両者の違いは、今すぐやる後でやるか。
そして、どちらが最終的にいい結果を生んでいるかと改めて考えてみると、言わずもがな
前者なわけですね。

では、この二つの分岐は何によってえらばれるのか?
思考?行動?準備?勇気?
その正体を突き止めて自分の糧にしたいと思い、本書を手に取りました!

【こんな悩みや課題に効果的】

・何でも後回しにしがちで旬な時期を逃す
・最初の一歩目がなかなか踏み出せず先を越される
・失敗するのが嫌でしっかり以上に準備して、納期ギリギリで結局やっつける
こんな感覚に心当たりがあって、何とかしたいと思ってる方にピッタリ!

【僕がこの本の帯キャッチを書くなら!!】

締めきり主義、後回しグセ、そろそろ何とかしよう!
限りある時間を最大活用してベストな結果を出すには、失敗を恐れず『すぐやる』!
やり方が分からない、悩んで前に進めない人は必読です!!

【あらすじ、本の構成】

何でもすぐやる人は、生産性も成果も高いもの。
その理由は、やることで経験となり、経験からフィードバックを得て次のチャレンジに
活かすことが出来る
から。

初めて経験することより10回経験したことの方が精度も成果も高いのは当然ですね。

双方の思考・行動プロセスを理解することで、やる側に回って成功を掴む。
『すぐやること』が人生の限りある時間を味方につける最大の近道です。

本書を実践マニュアルとして利用することで、最短距離を手に入れましょう!

本の構成

1.思考
2.自分を動かす
3.周囲を動かす
4.感情マネジメント
5.体調管理
6.時間・目標管理
7.行動

このような章立て。

第4回で紹介した、『2割に集中して結果を出す習慣術』と同様に、
【すぐやる人×やれない人】の対比形式で表されているのでたいへん分かりやすいです。

7章37メソッドの構成で、それぞれが独立した項目なので、自分のウィークポイント
に絞って読み進めても学びになります!

本書の著者さんは、第3回で紹介した『スゴい早起き』と同じ塚本亮さん。
習慣化で結果を出してきた人のとっておきが詰まっているので、僕のような後回し主義
には耳が痛い項目も多々あります笑

ただ、変化が激しく正解の形が決まっていない現代において、意思決定やスタートまで
のスピード感は最も重要なファクターになりつつあります。

本書では、心のブレーキの緩め方やすぐやる為のヒントが詰まっています♪

一部を抜粋して紹介すると

〇小さな石から動かす⇔大きな石から動かす
・すぐやる人は、着手までのハードルを意識的に低く設定できる。「最初の5分だけ」
という意識で始めると、作業興奮で『やるからやる気が出る』状態になり捗る。
・一方やらない人は、自分が納得できるまで全体像をきっちり描かないと始めない。
作業の時間は大差ないので、結局着手までの時間差が最後まで縮まらない

〇質問で前向きになる⇔質問でやる気を失う
・すぐやる人は、自分に対してポジティブな質問を常に投げかけて、気持ちを前向きに
している。例えば「どうすれば出来る?」「この方法ならどうかな?」など。
・一方やらない人は、「何でこうなっちゃったの?」「どうしていつも〇〇なの?」
いうように、ネガティブな質問で一歩目を止めてしまう。

〇アウトプットで頭を磨く⇔インプットマニア
・すぐやる人は、アウトプットすることを前提に状況を見たり話を聞くから、その後の
行動に対する準備が早い。
・一方やらない人は、インプットして終わり。アウトプットのための整理する時間が
必要になるから、行動に移るまでが遅くなる。

すぐやる人の考え方はこうだよ、すぐやる人はいつもこんな法則で行動してるんだよ。
自分との対比がイメージしやすいので強化すべきポイントも絞れると思います。

また、本書でもやはり『習慣化=仕組み』の法則が前提となっていました。
意志力だけで良い状態をキープするのは無理があるという事ですね笑

これを読んだ当時は、殆ど全ての項目で『やれない人』に合致していました。
失敗しながらも実践を重ね、仕事の回し方や任される内容も数年でどんどん変わって
いった
ので、自身の変化に大きく作用したと思い込んでいます笑

【一番刺さったのはココ!】

すぐやる人は9,000回の負けを知る

やらない人は全勝を目指す

マイケルジョーダンは現役時代、シュートを9,000回外してきたという話があります。

若いころスラムダンクに感化されてバスケットボールにハマった私。
当時現役だった彼のプレイを食い入るように見ていましたが、そのシュートは決して
完全な体勢で打ったものばかりではありませんでした。

「今だ!」というシュートチャンスがあれば、ためらわずに打つ。
もちろん外す方が多いのですが、その都度彼は指先の力の入れ具合やディフェンスの
かわしかた、あの場面では無茶だった
など自身の成長に結びつけた筈です。

つまり、彼の天才的なセンスやシュート精度は外してきた(トライした)回数に比例
している
という事でしょう。

選手人生は長くありません。
その中で、何回シュートを打てるか。タイミングを待ってて躊躇ってたら、どんどん
時間だけ過ぎていっちゃいますよね。

『すぐやるの本質』はここだなと思いました。

【まとめ】

知識や経験はすべて、時間軸に沿って階段のように積み上げ式で増えていきます。
ある日突然、エレベータよろしく真上に動いて一気に増えることは無い。

時間軸とはもちろん、自分の人生のことですね。
常に今すぐ積み上げることを意識すれば、最終的な階段の高さに大きく影響する。
だから、「今でしょ」が大事なわけですね。

「過去も未来もなく、あるのは現在という瞬間だけだ」とはトルストイの言葉。
今という瞬間を最大限に活かすには、今すぐ行動することでしか成しえない。

動かないという決断が『今すぐやる』に含まれる場合もあります。
つまり、自分で決めた後の行動は動くも動かないも同様に決断の結果なわけですね。

いずれにしても、限りある人生の中で、積み上げを最大化したいならやっぱり
『すぐやる』に尽きますし、本書がその一助になることは間違いないと思います♪

図解版などもあるので、ぜひ手に取って活用してみて下さいね!

【あとがき】

本書を最初に読んだのは3年ほど前ですが、今回はその図解版をベースに書きました。
自分の中ではかなり実践的で学びも多かったので、お勧めとしていろんな人に紹介したり
貸してあげたりしてるうちに、手元から無くなっちゃったので図解も買ったんです笑

話し少し逸れるんですが、
実は後回しがちな部下が二人いて、その二人ともが本書を買っていたことにビックリ!
で、二人とも数か月前に買ってるのにまだ読み切ってもいないという事実笑
そーゆーとこな!って思っちゃいますよねw

一度読んだ本は実践したもの以外ほぼ忘れちゃうんですが、
<書くために読み返す→学び直しができる>このセットで反復できるので一石二鳥♪

最近買った新しい本にまだ手を出していないので、随時出していきますね!
それではまた来週お会いしましょう^^

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Posted by 7korobi8oki