おかず書評⑭【不機嫌な妻 無関心な夫】

【はじめに】
『無神経』な言動で失敗した痛い思い出が少なくない筆者です。
仕事でも女性社員によく「ひどい」と言われ、『冷たい・ドライ』という印象が
すっかり定着しています。。。
コミュニケーションの問題というよりは、ヒューマニティに欠落があるのか?
というのが、最近の僕の持論なんです(汗)
これまで勉強はそんなに意欲的じゃなかったんですが、今年はそういうジャンルに
こそどんどん時間投資をしていこうと。
※ヒューマニティ系の勉強は韓国ドラマが中心ですw
本書は『超雑談力』の五百田さんの作品で、夫婦間の関係性を良くする本。
でも僕は、必ずしも夫婦間だけに絞った話ではなく、会社や夫婦になる前の恋人、
友人関係などにも通ずると思い、手に取りました!
【こんな悩みや課題に効果的】
・何故怒らせてしまったのか、直ぐにピンとこない
・夫婦間のコミュニケーションをもっと良くしたい
・男女間の考え方の違いを知りたい
こんな感覚に心当たりがあって、何とかしたいと思ってる方にピッタリ!
【僕がこの本の帯キャッチを書くなら!!】
コミュニケーションロスからは何も生まれない。
めんどくさがらず、言葉を交わしてお互いを理解することしか、
他人である『相手』との相互理解は得られない!!
【あらすじ、本の構成】
その名のとおり、「夫婦」のコミュニケーションにターゲットを絞っている本書。
本の内容を正確に解説するために、夫婦という視点で書いていきます!
【タイプ別の夫婦像】
①恋人タイプ
独身時代のような恋愛感情で上手くいっているタイプ。
スキンシップや愛情表現が多いのが特徴。
②戦友タイプ
価値観があっていて、家庭を切り盛りするタイプ。
報連相を怠らず、将来ビジョンが共有できているのが特徴。
③同居人タイプ
シェアハウスの同居人のような、一緒に居て楽なタイプ。
ルールやマナーが確立されていて、適度な距離感を保つのが特徴。
この3つのタイプに分類されるという解釈から入ります。
それぞれ特徴があって、誰しもがどれかに何となく当てはまるんじゃないでしょうか?
ただ、この3つのタイプについて、本編ではあまり強調されてなく、紹介されてるだけ
って感じですね。
○○に関しては③かな?とか、自分や知り合いとかに当てはめると実際は色んな組み合
わせがあるかなと。
家事では同居人タイプだけど育児は戦友タイプみたいな。
各章では事例を元に、上手い会話の仕方やピンチの切り抜け方を、50の項目で教えてく
れています。
はじめに
1.基本編
まずは押さえたい夫婦のルール5
2.家事・育児の分担編
「自分ばっかり」のイライラがスッキリ
3.時間とお金の使い方編
お互いの快適な生活のためのマナー
4.日常生活の過ごし方編
愛情を長続きさせるヒント
おわりに
このような章立て。
強調されてるのは、夫婦といえどあくまでも『他人である』という前提。
なので、ルールやマナーなど最低限の決め事は守りましょうというスタンス。
確かに一理あるなと。
但し、お互いにそういう意識が根底にあって、理解し合おうという前提でという話。
中には全く会話にもならず、相手を所有物か何かのように考える人もいます。
そういう場合にはかなり本書の活用は厳しいかなと思いました。
まぁ、そういう状況であれば別の本を手に取るべきなのかもですが。。
中には、ちょっとこれはドライ過ぎてどうなん?と思うような事例も。
例えば、
『思ってなくても言えばいい』
『自分が変わる方が手っ取り早い』
など。
至極まっとうなことを言ってると思うし、それが出来たら苦労しないんだろうなぁと。
著者や、インタビューした夫婦の談として『そういうテクニックもあるんやな』って
ぐらいに捉えておこうかなと。僕にはそう簡単に実践出来なさそう(笑)
家事やお金系の話はほとんど覚えてないけど、実体験からタメになる考え方も。
一部を抜粋して紹介すると
〇勝ち負けにこだわらず、ごめんにごめんと返す
仕事と違い、優劣や白黒をはっきりさせる事に拘らない。
起こる理由、謝る理由が明確じゃなかったとしても、
先ずは誤った事実を認め、冷静に話し合う事。
〇アドバイスは頼まれた時だけ
良かれと思ってするアドバイスも、場合によっては考えの
押し付けになってしまっているかも。
相手はそれより『共感』を求めているだけの時もある。
〇YOUメッセージより、I(アイ)メッセージで伝える
YOUメッセージ=あなたは〇〇だ。
ではなく、『私』はこう思うよ。と自分の意見をはっきり主張。
決めつけや押し付けではなく、自分の考えを伝える事が大事。
実体験の部分はさすがにここで晒せませんが、相手を重んじるが故の行動だった
つもりが、逆に求めてなかったことで「わかってない」結果に。
相手の立場に立つという事が、いかに大事かという事ですね。
【一番刺さったのはココ!】
うるさいぐらい言葉にする
本書の中で一番触れる回数の多かった行動。
言葉を使わず、態度や雰囲気・仕草だけで伝わると思ってるのは自分だけで、
誤解を招きやすいコミュニケーション。
僕も何度となく失敗してきました。
何となく、くどいかな?とか言わなくても解るでしょ?と、あえて言葉にせず別の
表現を取ったことで、自分から誤解を作っていたんですね。
ため息ついて「察してよ」と思っても、相手は自分じゃないので時間がかかります。
別人であるという大前提に立って、今後はもっと言葉に出そうと決めました!
また、言葉にできないときは、「言葉にできない」と伝える事も大事。
黙っていたら意見がない・卑怯・当てつけ?など、解決策を一生懸命考えていても
その場では絶対に伝わらない。
そうなると、お互いに不幸でしかないですよね。
不快にしない程度に、今の状態を言葉にして伝えていきましょうね!
【まとめ】
『阿吽の呼吸』なんて言葉はよく聞きますが、実際にはそんな人に出会う事って
なかなか無いですよね。
経験も出会った人もみんな違う。
誰しも別々の道を歩んできて、たまたま出会ったという前提。
そんな二人が言葉も交わさずすべてを理解しあうのは不可能です。
これは何も、夫婦間だけの話ではないと思うんですよね。
仕事でも友人間でも、円滑な人間関係を築こうと思えば『相手に対する理解』は
一番大切なファクターであり、同時に一番得にくい要素でもある。
どちらか一方は納得しているが、もう一方は我慢していてる=明らかに『大不正解』。
話し合うことはとてもパワーの要る事です。
でも、本当にお互いのことを考えるなら、やはり逃げたらアカンですよね。
話し合いの必要な場面は、そのままにしておくと必ず恐れていた方向に進みます。
誰しもそれは、頭では解ってるはず。
本書には、(夫婦に限らずですが)様々なシーンでの『話し合い』を助けてくれる
ヒントがたくさん書かれていると思います。
全てが当てはまる事はありませんが、自分にとって有効なポイントが見つかること
を願って、本書を紹介させていただきます!
【あとがき】
今回も、普段選ばないジャンルの本をチョイスしてみました!
最低でも50冊の本から自分にとって重要な学びをアウトプットしようと決めたは
良いけど、闇雲に選んでもなという思いがありまして。
マンダラチャートに纏めてみることにしました♪

こうやって自分に足りてないと思うジャンルや深めたい知識などを並べ、バランス
良くインプットしていこうという狙いです。
実際、古典や歴史、哲学なんかは難しそうなイメージで敬遠してきました。
でもそこに蓋をして分かりやすいハウツーばっかり読んでても、本質論的な考えが
身に付かないし、考える力も付かないなと改めました。
アウトプットの方法は、このブログでの書評・Twitter・生活の中での実践です。
その様子や失敗談なんかもまたアップしていきますね!
それではまた来週お会いしましょう^^
【著者について】
著者:五百田 達成
経歴:作家・心理カウンセラー。株式会社 五百田達成事務所代表。
コミュニケーション×心理」を軸に恋愛や結婚、ジェンダーや言葉
について執筆。累計販売部数100万部近く。
著書:超雑談力
話し方で 損する人 得する人
察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方
「言い返す」技術 他多数
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