おかず書評⑪【いくつになっても恥をかける人になる】

【はじめに】
「いつもカッコつけてるよね。」
前のボスによく言われてたフレーズです。
当時は何のことか分からずに、「そんな事ないんだけどなぁ」と思ってた。
ボスと様々な仕事をする中で、だんだんとその意味に気付いていく。
その正体は、『スベったり失敗にビビって一歩踏み出せない』事だったんです。
解ったときは恥ずかしかったな笑
そっからは、失敗してダサい感じになってもいいや!って仕事面では吹っ切る
ことが出来たので、複数の新しいプロジェクトに参加して現在進行中。
そんな経験を持ちつつも、まだまだ恥を乗り越えれてないなぁと思うことも
多々あり、改めてこの感情に向き合おうと、本書を手にとってみました!
【こんな悩みや課題に効果的】
・意見してイマイチだったらどうしよう…と言えないことがよくある
・プライドが邪魔してなかなか人に頼れない
・人からどう見られてるかが気になって行動に移れない
こんな感覚に心当たりがあって、何とかしたいと思ってる方にピッタリ!
【僕がこの本の帯キャッチを書くなら!!】
恥という感情をネガティブとして捉えるのは間違い!
誰しも恥ずかしいと思っていることにこそチャンスが詰まってる!
やらかしても誰も見てないから、堂々と恥かいて一歩抜け出そう!!
【あらすじ、本の構成】
人は誰でも、『尊敬されたい』という欲望を持っている。
面白い人、回転の速い人、頭のいい人。
そう思われている自分を理想の自分として設定してしまいます。
そして、周りや自身の評価がそうでなかった時に、『恥』を感じるのです。
恥=失敗
失敗することが怖いのも、失敗した時周りにどう見られるか?あんな事も
出来ないの?と思われるのが耐えられないという感情の裏返し。
本書では、恥を6つのカテゴリに分類して、その正体を暴いていきます。
人は得体の知れないものに恐怖を感じる生き物なので、恥の正体が分かれば
客観的に見れるし対処も出来る。
本書は、恥を解剖することで、恐れず対処するヒントが詰まっています!
1.恥は若者だけのものではない
2.恥は知らぬ間にあなたのチャンスを奪っている
3.恥と向き合う6つの視点
4.いくつになっても恥をかける人になる
5.今すぐ実践できる恥のかき方50
このような章立て。
恥の種類は大きく分けて下の2つ。
・内的恥:自分の美学に反した時に感じる
・外的恥:一般常識と外れた時に感じる
簡単に言うと、理想の自分とのギャップ・人からどう見られるか、ですね。
そして、その恥をさらに3つの状態別に分類します。
・初歩期:何かを始めたばかりのがむしゃら状態
・研鑽期:ある程度できるようになった状態
・熟練期:一定の美学(あるべき姿)が出来上がっている状態
時期によって立場も変わり、感じる恥の傾向が変わっていきます。
※表の挿入しようとトライしたけど諦めた←
3章では、〇〇期ごとに感じやすい恥を、内的・外的の観点から説明し、
状況に合わせたアドバイスを教えてくれます。
また、最終章では
『今すぐできる恥のかき方50』として、仕事や私生活の中ですぐに実践できる行動
を50個紹介しています。
一部を抜粋して紹介すると
〇恥をかいたら一緒に笑う
恥ずかしいことがあったとしても、その場から逃げない。
いきなり道で転んだら、周りも十分驚いてるし、言えない恥。
人違いされたり、指摘させたりするのも同じ。
ネタが増えたと思って、一緒に笑えばいい。→恥を受け入れた証拠。
未来の自分から客観的に事実を見れば、笑い飛ばせる。
〇自分の強みを決めて公言する
強みは自分の中に探しても見つからない。→自分で決めるもの。
この分野を極めると決めて公言する。
同じ業界の人にどう思われるか?→雑魚のことは誰の眼中にもない。
周りの誰よりも詳しくなる為に勉強し続ければ、
小さな宣言もいつか風にたなびく大きな旗になる。
〇強がらずに相手の知恵も借りてみる
自分が分からないことがあったら、自分だけで解決しようとせずに
知ってる人に聞いてみればいい。
相手も最初から知ってたわけじゃないし、繰り返し恥をかきながら
プロになっていったので、同じ気持ちをたどってる。
教える側にも、理解が深まるなど十分メリットはある。
50の項目はそれぞれ、シーンごとに
#自分との向き合い方、日常生活、初歩期、研鑽期、熟練期
#人付き合い、初対面、 初歩期、研鑽期、熟練期
のように、シーンや状態にフォーカスしやすいようになっています。
(オーディブルだと25が抜けてる気がしてならない。。。)
恥を感じるポイントは、仕事にも私生活にもそこかしこに存在するので
「あーこれ、あるある」みたいになりますね笑
その瞬間が現実で訪れた時に、パッと思い出せるように短く纏められてるので、
活用シーンは沢山ありそうですよ♪
【一番刺さったのはココ!】
自分だけでなく、相手も恥を感じている
自分に当てはめてみると、仕事においては研鑽期~熟練期。
ブログにおいては初歩期です。
そして、理想の自分像に至らないことを恥じる、内的恥タイプですね。
自分の今の状況とタイプを理解することで、足元が見えてきます。
同様に、相手がどのようなタイプかを考えることで、何に理想を感じているのか、
どのようなことを恥に思うのかも見えてくる。
自分にばかり目が行きがちになりますが、自分を見ている相手に恥を感じさせて
いたり、自分とは違うポイントで恥を感じているかもしれない。
仕事においても私生活においても、他人の恥を知ることでコミュニケーションの
改善にもつながりますね!
【まとめ】
恥をかくとはどういうことか?
この本を読んで、無意識に避けてきた『恥』という感情のとらえ方が一変しました。
ネガティブなものだと思っていた恥が、ポジティブの塊だったとは。
『恥をかいた』とは、
挑戦した人、責任から逃げなかった人が抱ける感情であり、チャレンジした証拠。
また、『恥をかくかもしれない』とは全く次元が違うもの。
やればできるから、とやらなかった人が使うのが、かもしれないという表現です。
これを理解した上でこの本を読んでみると、腹落ち感が一変すると思います。
恥をかくというのはどこまで行っても独りよがりの感情なんですよね。
自分がそう感じているだけで、周りは気にもしていない。
むしろ自分が恥と感じているコンプレックスをさらけ出して頑張る人を、周りは
見捨てず応援してくれるまである。
自分が弱みだと思ってる部分が、実はチャームポイントなんだって!
そのことに気付かせてくれたのが本書でした。
恥を怖いと思う気持ちは周りも一緒。
乗り越えた人から先にチャンスを掴んでいくんです。
恥ずかしいと思うところにチャンスあり!
全く恐れる必要のない感情だという事が分かったら、あとは進むのみですね!!
恥という得体の知れない恐怖を感じて、一歩踏み出せないというあなた!
繰り返し本書を読んで、恥と向き合って正面突破しましょう♪
【あとがき】
書評を書くときって、最低でも3回は読み(聴き)返すし、ブログとして書く作業
で5~6時間使います。
一冊の本におよそ15~20時間向き合ってるわけですね。
今回の本は、何回読んでも刺さりまくる内容でした。
ホームラン本に出会った感覚ですね。
僕も41歳からブログを始めて初歩期が出来たように、いくつになっても〇〇期は
複数存在するし、いつどんな状況でも当てはまる事があるなって。
繰り返し何度も読んで、自分の血肉にしていこうと思える本に、年内最後に出合え
たことは素直にうれしく思っています♪
※【#恥をかける人】でツイートしたらRTしてもらえました♪
今年最後のブログ更新となりましたが、毎週チャレンジを年内達成できました!
これも、いつも読んで頂いているあなたのおかげです♡
それではまた来年お会いしましょう^^
【著者について】
著者:中川諒
経歴:コピーライター / PRアーキテクト
1988年生まれ。幼少をエジプトとドイツで過ごす。慶應義塾大学環境情報学部卒業。世界最大の広告祭「カンヌクリエーティブフェスティバル」のU30プログラム、ヤングカンヌ・ヤングスパイクスにて2年連続で170組を超える国内予選を勝ち抜いて日本代表に選出。2018年世界1位に。2019年世界の若手クリエイティブ25人に日本人として初めて選出。
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